「はぁ……はぁ……」
すごくきめ細やかで肌触りの良い、高級な生地で仕立てられた手袋。
本当は肘まで長いのが欲しかったけど……予算の関係で短めので妥協した。
「んっ……ふぅっ……」
その手袋を填めた手で、全身を撫でまわしていく。
スベスベした生地が全身を撫で擦るたび、私の体はピクピクと震え、私の心はどんどん蕩けていく。
そして指は、さらに敏感な所へ……
「ふあぁっ……!あっ……あぁっ……!」
割れ目に指をなぞらせただけで……固くなった乳首を摘まむだけで……
私は悲鳴のような声を上げ、腰をビクビクと跳ねさせながら感じてしまう。
愛液が割れ目からトロトロと溢れ出し、高貴な手袋を湿らせていく。
「いいっ……てぶくろぉ……いいのぉ……」
手袋を填めた手を見ただけで興奮してしまう……
手袋を填めた手で撫でられただけで感じてしまう……
「はうぅっ……んっ……ああぁっ……」
“あいつ”のせいだ、“あいつ”のせいで私は変態になった。
手袋無しじゃ生きられない、手袋フェチの変態に……
「はぁ―っ……!はぁ―っ……!」
もう自分で自分の手をコントロールできない。
手袋を填めた私の手は私じゃない……まるで“あいつ”のように私を責め立てる。
そして体の中で一番敏感なところ……陰核を強く摘まんだ瞬間……
「……っ!!イっ……くぅっ!!!」
腰を大きく跳ね上げ……全身をガクガクと痙攣させ……
そして割れ目から噴水のような潮を吹いて、私は果てた。
「ゆかり……ゆかりぃ……」
心地よい余韻の中、私は“あいつ”の名前を無意識に口にしていた……
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- 2016/06/09(木) 03:09:37|
- 東方単発ネタ
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